サウジアラビアの貿易収支、6月に100億ドルの黒字を達成

Jul 17, 2023

統計総局（GASTAT）の報告書によると、サウジアラビアの貿易収支は2023年6月に約380億ランド（約100億ドル）の黒字を達成した。

サウジアラビアの貿易黒字は、日量50万バレルの自主減産実施による石油輸出の減少により、2023年5月に295億シンガポール・リヤルに縮小し、2年ぶりの最低記録となった。

５月と比べて輸入が２６％減少したため、６月から５月までの貿易収支は月次ベースで２９％増加した。

当局は月例報告書の中で、6月のサウジの商品輸出額は年間ベースで39.7％減少し、888億SARに達し、輸入額は17.1％減の514億SARに達したと述べた。

6 月の非石油輸出（再輸出を含む）は前年比 45% の変化に適応し、307 億に対し 169 億 SAR に相当しました。 同時に、再輸出を除く非石油輸出も46.1％減少した。

同期間の再輸出は39.8％に減少した。

非石油輸出額（再輸出を含む）は、2023年5月と比較して99億ランド（36.8％）減少した。

GASTATは、6月の石油輸出が年間ベースで38.3％減少し、2022年6月の1,160億ランドと比較して719億ランドに達したと発表した。

それにもかかわらず、輸出全体に占める石油輸出の割合は、2022年6月の79.1％から81％に上昇した。

中国は依然としてサウジの商品貿易における主要なパートナーであり、同国への輸出額は6月の輸出総額の15.5％にあたる137億ランドに達した。

これに韓国とインドが続き、それぞれ 81 億 SAR と 77 億 SAR で、輸出総額の 9.2 パーセントと 8.7 パーセントを占めました。

日本、米国、UAE、エジプト、マレーシア、フランス、シンガポールもサウジアラビアの輸出先トップ10に入っている。

これら10カ国に対するサウジアラビアの輸出は585億SARに達し、輸出総額の66％を占めた。

輸入面では、中​​国が2023年6月の輸入額の19.5％（100億ランド）を占めて首位を維持した。米国とUAEがそれに続き、輸入額はそれぞれ43億ランドと36億ランドとなった。

その他、インド、ドイツ、エジプト、スイス、シンガポール、イタリア、ロシアが輸入額上位10カ国にランクインした。

これら10カ国からのサウジアラビアの輸入は310億ランドに達し、輸入総額の60.3％を占めた。